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1KW LDMOS アンプの製作 SWR Detector


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出力系の異常は主にアンテナからの反射波です。マッチングが取れていないと反射波が多くなりアンプに負担をかけ最悪はFinalを飛ばしてしまうことになります。もちろんフィルターも効果が出ず負担をかけます。VSWRの検知には方向結合器やカップラーが用いられます。今回のUNITではTandem回路が使われています。Tandemとは馬を2頭つないだ馬車の意味で、我々はメガネコアと呼んでいますが、これに方向性の結合回路を組むものです。このUNITに検出器が組まれています。進行波(Forward)と反射波(Reflect)また、forwardからエキサイターのALC用の電圧を検波して取り出します。コアには各18回巻かれています。結合量は - X db = 10 log (N^2) (底=10) N=巻数 Nが18なので ーX=25 よって X= -25db の結合となります。Forwardで1KWだと大体3.15Wほど出てくるイメージです。 de Roy
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by ja1bop | 2017-01-10 22:26 | Amplifiers | Comments(0)

50Mhz & FT8 が好きなアマチュア無線家のブログです。


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