Amplifiers

ウイルキンソン分配・合成実験・・POB6512DXの製作

来年は予約の入っている13.8V系の600Wクラスアンプを製作いたします。それに際して、電力合成回路をいろいろ調査した結果、手馴れたハイブリッド合成か分布定数を活用したウイルキンソン合成にするか迷っています。そこで今回はスペースをとらずに容易に合成できるウィルキン合成を使うことにしました。過去に、試したことがあったのですがインピーダンスメーターだけではうまくいかず、実際にパワーをかけてみてのテストをすることにしました。
同軸は、藤倉電線の3C2Vの規格から波長短縮率を勘案して、サイズを決定し、くるくる巻いた形でサイズをそろえいざテスト開始です。回路はオーソドックスなので誰にでも再現性がたかく作成できると思います。写真のような形で、今回は分配の機能を使って見ました、インプット10Wくらい入れてSWR計とにらめっこ。あっけなくVSWR=1.1以下に追い込みました。これで出力回路の合成にめどがつきました。300W+300Wですので、600wくらいは対応してくれなくてはいけません。パワーを入れていないので分かりませんが、発熱が気になります。一応、75Ωのテフロンケーブルもありますので、3C2Vで発熱が強いようでしたらテフロンに変えてみようTと思います。TJUさんのアンプは確か3C2Vではないかと思いますので大丈夫でょう。それと、入力側はやはりハイブリッド分配ということで検討しています。完成すればPOB6512DXくらいに命名しようと考えています。

DE JA1BOP/ ROY

ウイルキンソン分配・合成実験・・POB6512DXの製作_f0033779_2239858.jpg
by ja1bop | 2007-12-19 22:50 | Amplifiers | Comments(0)

50Mhz & FT8 が好きなアマチュア無線家のブログです。


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