地面が割れて動いて下からどす黒い水が湧き出てくるなんて恐ろしい限りです。まだ、電気やガス、水道などのライフラインが回復していないといいます。
しかし、そうはいっても震災のあとの復興は我々残された日本人に課せられた使命です。
神戸大震災がそうであったように、震災の10年後は被災地が大いに栄えるといわれています。すべてのものが新しくなり、インフラが、人が、活気に満ちた新しい街づくりができるのだといわれます。何とか、被災地の皆様にはがんばってもらいたい、私も家内と相談して日本赤十字を通じて数万円寄付いたしました。
一方、福島原発事故は始末が悪い。ここの復興は、10年では足りないでしょう。すでに人間と自然に対する被害レベルではチェルノブイリのレベル7に近い6の状態なのに、殆ど放射能が漏れなかったスリーマイル原発事故と同等だと政府と東電は言っている。
枝野官房長官がしきりに“落ち着いてください。”といっていますが、11日に徒歩で何時間もかけて帰宅した庶民は言われなくても落ち着いています。
早く、速く、放射能を封じ込め、これ以上漏れ出さないようにしてもらいたい。そして、福島県をはじめ放射線被災地に対して、今は問題が無くても時間をかけて問題が表面化するのが放射線被害なので、これから10年、20年と、放射能の被害を追跡し、しっかりと住民をフォローしてもらいたいところです。さらに、東電、東芝、日立、自衛隊と身を賭して戦っている現場の皆様にも感謝の意を表するとともに、高濃度の放射線に被曝しているわけですか、しっかり事後の健康管理には気を配っていただきたい。
次は風評被害です。いったい何百ベクレルの放射能までOKなのか、グレイとシーベルトは何が違うのか?いろいろなサイトを読んで勉強させていただきました。一番気になるのは、やはり水ですよね。放射能は普通のフィルターではろ過できない。だから水が飛ぶように売れているようです。水は取水地の表示があるものが多いですが、お茶は産地(取水地)の記入がないものが多い。しかし、これを言い出したらきりが無い。実態として現在までのところ、海水を除いて空間に対する放射能漏れは少なくなっているようですし、我が家の近隣の放射線計の触れも100ナノグレーを下回ってきました。中国の平地での放射線量を見てみると、平常時の基準は50-199ナノグレイとかかれており今の水準と変わらない。安全といえるのではないかと考えています。
de Roy