タワーに乗せるアンテナを考えていたところ、やはりスタックという事でCL6DXXの7エレあたりが良いと考えて2本手に入れました。今のF9FTとの比較もできます。早速梱包の中をあけてみたところ気になった変更点がありましたので掲示しました。以前、CL6DXZの時は確かFDでの給電点のインピーダンスは100ΩでそれをQマッチにて50Ωまでさげる構造になっていました。よって5C2VのQマッチがついていたのですが、写真で御覧のとおりそこには柔らかい2個のプラスチッックがはめこまれています。Uバランのような形をしていましたが中身はただのQマッチです。
ところが今回手に入れたCL6DXXはそのQマッチがついていません。もしかしたら別途カタログ通りに給電点にバランを入れたのか?とおもい中身を開いてみました。なんと、Murataのセラコン15PF並列2の30PFにコイルが巻いてありLCでのインピーダンス変換に変わっていました。
うん・・・なんと簡素な。これなら同軸の方がましか?とも思うのですが、エレメント寸法や間隔の見妙な変更とともにインピーダンスが変わり従来の方法ではマッチングが取れなくなったのかの知れません。コストダウンが一番だと思いますが、それはさておき、性能を発揮すればそれは問題ありません。de Roy