測定器がない場合ですが、その場合は直接微弱電波を放り込み、一番基本波でパワーが出るところに調整します。この場合、フィルターの特性は残念ながら測定不能です。
こんな感じで、フィルターを追い込んで見ました。
多くのフィルターの減衰値は-80db以上の効果で、挿入損失0.5db以下になっています。-80dbはπ型で9段あれば調整を十分すれば実現できます。挿入損失も0.5db以下ならよっぽどラフな作りをとなければクリアーできると思います。それ以上に追い込むためには手のかかる作業が必要となります。
今回のFilterは、なんと13段になります。
測定結果は、50-51Mhz 挿入損失0.2db以下
減衰値 100Mhz -72db以下 150Mhz -71db以下 600Mhzまでこの数値ですというよりも、測定値の補償精度を超えているので測定不可能です。そこで、スペアナにSGを使ってむりやり強電界をいれて-85dbをこえているか測定しました。
100MHz -83.7db 150MHz -93.3db のスコアーをマーク。 満足 ^_^